2013/01/01

hometown



正直言ってかなりの田舎で、自分の意志とは関係のない不都合な近所付き合いをしなくてはならない生まれた町だけれど、帰ったら帰ったで感傷的な気分になり、育った思い出と共に酒を飲むのが年を重ねる毎に旨くなってくる。

一緒に学校に通った友人たちは僕も含めてほとんど外に出ていて、父親は既に他界しているので、実家の母親や妹夫妻以外に会う人もいない。

デフォルメされた記憶を頼りに、家族で「あの頃」の話をするのもまた面白く、同じ話を何回してもし尽くせない。

片道90分ほどで帰ってこれる田舎の割に、精神的な距離は結構遠くなってしまっていて、恐らく元気な母親を目にするのも寂しいながら数えるくらいしか残っていないだろう。(もちろんできるだけ元気でいてほしいとは思っているのだけれど)

まだまだ沢山話をして、色々なことを学ばせてもらおうと思う。
未だに自分の気づいていないところを指摘されることもある。

できるだけ元気でいてほしい。

2012/12/24

movies

気づけば今年も残りあと1週間。
世間はクリスマスだけれど、平常運転で自宅で映画鑑賞。

スーパー・チューズデー



ジョージ・クルーニーが監督・主演を務めたサスペンスドラマ。
大統領予備選の裏側で、各陣営の選挙参謀達が策をめぐらし、罠を仕掛け駆け引きをしていきます。

個人的に大好きな俳優ジョージ・クルーニー。年を重ねる毎に渋さが増してきていますが、今回はあまり目立った役ではありません。

先日観たDriveにも出ていたライアン・ゴズリングがまたいい演技。無表情の演技をさせたら右に出るものはいないってくらいに冷徹な顔を見せてくれる俳優です。

こんなドロドロとしたことが実際の大統領選で行われているのかは別として、心理の探りあいやスキャンダル、揺さぶりなど駆け引きがスリリングで面白かったです。

英国王のスピーチ



吃音に悩まされた英国王、ジョージ6世の物語。
主演はシングルマンのコリン・ファース。

話をするのが苦手で、内気な国王というシンプルなストーリーを、上品にそして感動的に仕上げていて素晴らしい映画。かつてのイギリスの風景がまた美しくて人物の描写を見事に引き立ててました。

大人の中にある、繊細で脆い子供のような一面を見事に演じ上げたコリン・ファースも素敵。

  


2012/12/09

呼ばれて行く国インド



映像作家キム・スンヨンさんのドキュメンタリー映画「呼ばれて行く国インド」の上映会&トークショーへ。インド(コルカタ〜ブッダガヤ〜バラナシ〜デリー)をカメラ一台持ってバックパッカーで旅をした記録です。

チベットチベットというドキュメンタリーでダライ・ラマにもインタビューしてて何かと行動力のある方。

俗に言う観光地になっているキレイな街を見るのではなく、路地裏やスラム街など人々が生活をしているところへ飛び込んでいき、その国の本当の姿を映像を通じて訴えて行きたいと仰ってました。

学生の時、バックパック背負って旅をしていた国の1つなので、出てくる街の様子や日本語を使って絡んでくるインド人、駅に下りて群がってくるリキシャ乗りが妙に懐かしく感じられ、また行きたい衝動に駆られてしまいました。


インドに行くとよく「価値観が変わる」という話を聞きますが、その国をどれだけ正面から見れるかでその変わる度合も変わってくるのかと思います。

変わる人もいれば、そこまで変わらない人もいる。

日銭を稼ぐためにヒンズー教の神様の銅像を売りに来る少年や、買わないと言ってるのに土産物屋に連れて行くリキシャワーラー(合言葉は「見るダケ!ノープロブレム!」)を見て、生きるために働いている人は本当にかっこいいと気付かされます。

仕事で少ししんどい時があっても、家に帰れば温かいご飯を食べることができて、温かいシャワーを浴びて、温かい布団で寝ることができる、そんな幸せを知ることができるわけです。

それを知るには、観光地になってる表だけキレイなところを見るんじゃなくて、懐に飛び込んでいって、色んなことを見て、人と話して、時には喧嘩しながら、その国を感じなければいけません。

また近いうちに遊びに行きたいと思いました。







 

2012/11/11

砥峰高原に行ってきた。

先週ですが、兵庫県神河町にある、砥峰高原(とのみねこうげん)へ行ってきました。

雪彦峰山県立自然公園に属する、標高800~900mに位置する面積約90ヘクタールの草原。波打つような緩やかな起伏が連続する周氷河地形の一種の化石周氷河斜面と呼ばれる地形で、秋は草原一面が銀色の絨毯となる日本有数のススキの大群生地である。また湿原(砥峰高原湿地帯)では、多くの高山植物を観ることができる。

Wikipediaより。

映画ノルウェイの森のロケ地の1つで、ススキの大平原が広がっています。


遊歩道から斜面を登り、展望台への道を抜け、90haの草原を歩いて一周(約90分)することができます。ハイキングコースなので、スニーカーなどの歩きやすい格好がおすすめ。


ススキの見頃は10月下旬〜11月上旬なので、今年はもうすでに枯れてしまっているかもしれませんが、4月に大規模な野焼きが行われるようです。
砥峰高原年間スケジュール


個人的に好きな一枚。
ススキの斜面に木漏れ日が差し込んで、光のコントラストが美しい。

その他の写真はFacebookにアップしています。
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.544502445564708.137523.100000148713249&type=1&l=79084235eb

アクセス
神河観光ナビ:交通アクセス

地図

大きな地図で見る

2012/10/08

Apertureライブラリを切り替えて、動作を軽快にする。

ApertureはMacで写真の管理、編集をするプロユースのアプリです。


Aperture
Macに標準搭載されているiPhotoよりも細かな写真の調整が可能で、Apple純正なのでライブラリ管理の方法もiPhotoから引き継ぐことができ非常に高機能でありながら使いやすさも高く優秀です。

僕は2年ほどこのApertureで写真の管理をしていますが、最近ものすごく動作が重くなってきており、写真の修正などをしていても風車が回って、他のソフトの動作も合わせて重くなっている始末。

メモリ8GB積んでいるのに、ほとんど食ってしまってて結構なストレスでした。

調べてみると撮っている写真も多いためか容量が多く、読み込みやフォトストリームの同期にも時間がかかっていたもよう。


写真だけで50GB超えていた。

ライブラリを作りなおして超快適に


そこで新しくライブラリを作り、写真の読み込みをすることなく快適に動作するようにしてみました。

ライブラリの新規作成方法(超簡単)

まず<ファイル>→<ライブラリを切り替える>→<その他/新規>を選択。

<新規作成>を選択して、新しいライブラリに名前を付ける。

ライブラリを切り替えるには

<ファイル>→<ライブラリを切り替える>でライブラリを選択すれば、簡単にライブラリを切り替えられます。


おわりに
今回はHDDでの使用が前提なので、フラッシュストレージでの動作はもっとキビキビとしているかもしれません。

しかしながら写真や音楽を大量に管理することを考えると、まだまだバイトあたりの単価が安いHDDが優位。

定期的にライブラリを作って、ストレスなく管理や修正ができるようにしていこうと思いました。

2012/10/06

Skitch for Macがアプデで改悪されたので、元に戻した話。

既に方方で言われておりますが、Skitch for Macのバージョン2.0、過去こんなにひどいアップデートは経験したことないってくらい使い勝手が悪くなっていました。

Evernoteに統合されるのは分かるんですが、削ぎ落とされた機能が多すぎて「違うアプリを入れたのか?」と疑うくらい酷かった。

どれくらい酷いかと言うと。。

・テキストフォントの変更ができない
・テキストシャドウがなくなった
・テキストのアウトラインが効かなくなった
・塗りつぶしがなくなった
・矢印の大きさも変えられなくなった
・ファイル形式指定のエクスポートができなくなった


etc...

App Storeのレビューもこの通り。


ということで、下記に旧バージョンが残されていたのでインストールしてみました。

http://update.skitch.com/skitch.html

ここからダウンロードできます。

Mountain Lionの方は要注意。

僕もそうだったんですが、Mountain LionにはApp StoreからのアプリしかインストールできないようにするGatekeeperという機能がついています。

デフォルトではこれが「App Storeと確認済みの開発元からのアプリケーション」しかインストールされない設定ですので、これを全てのアプリケーションを許可に設定しなおさないといけません。

まずは「システム環境設定」で「セキュリティとプライバシー」を選択。

パスワードで左下の鍵を解除して、「ダウンロードしたアプリの許可実行」を「すべてのアプリケーションを許可」を選択。


これでダウンロードしたSkitchをインストールすることができます。

Mountain Lionでインストールに困っている方はお試しください。

2012/09/30

最近観た映画について少し。

Drive

カーアクションの映画だと思って観たら、いい意味での裏切りが待っています。
主人公の持つ冷徹な凶暴さが、静かに淡々と描かれている様子は「告白」のような美しさ。

独特の使い方をしている照明の光と影が人間の内面を上手く映し出しているのも印象的。
アクション映画と思って観ていると物足りない感じはあるし、サスペンスの要素もあまりないので、観る人が観たら消化不良ですが、パルプフィクションとか好きな人にはすごく合いそう。

夫の出所を待つ妻を演じるキャリー・マリガンの幸薄さが、個人的にはグッときた感じ。


ボーン・スプレマシー/ボーン・アルティメイタム

ボーン・アイデンティティーを観て以降、続編が全く手付かずの状態だったので、台風で引きこもりながら鑑賞。

こういう映画によくある「追われる主人公と、それを追う謎の組織」の対立がどのシリーズにも共通していえる要素。

3作目で見事に完結しているけれど、ストーリーとか組織の謎とかよりも僕が一番このシリーズで好きなのは、手持ちカメラで撮った短いカットを上手いこと編集して、アクションシーンの臨場感をこれまでかというくらいに作り出している演出。

最後のニッキーのニヤリシーンも◎








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