世間はクリスマスだけれど、平常運転で自宅で映画鑑賞。
スーパー・チューズデー

ジョージ・クルーニーが監督・主演を務めたサスペンスドラマ。
大統領予備選の裏側で、各陣営の選挙参謀達が策をめぐらし、罠を仕掛け駆け引きをしていきます。
個人的に大好きな俳優ジョージ・クルーニー。年を重ねる毎に渋さが増してきていますが、今回はあまり目立った役ではありません。
先日観たDriveにも出ていたライアン・ゴズリングがまたいい演技。無表情の演技をさせたら右に出るものはいないってくらいに冷徹な顔を見せてくれる俳優です。
こんなドロドロとしたことが実際の大統領選で行われているのかは別として、心理の探りあいやスキャンダル、揺さぶりなど駆け引きがスリリングで面白かったです。
英国王のスピーチ

吃音に悩まされた英国王、ジョージ6世の物語。
主演はシングルマンのコリン・ファース。
話をするのが苦手で、内気な国王というシンプルなストーリーを、上品にそして感動的に仕上げていて素晴らしい映画。かつてのイギリスの風景がまた美しくて人物の描写を見事に引き立ててました。
大人の中にある、繊細で脆い子供のような一面を見事に演じ上げたコリン・ファースも素敵。