2012/12/24

movies

気づけば今年も残りあと1週間。
世間はクリスマスだけれど、平常運転で自宅で映画鑑賞。

スーパー・チューズデー



ジョージ・クルーニーが監督・主演を務めたサスペンスドラマ。
大統領予備選の裏側で、各陣営の選挙参謀達が策をめぐらし、罠を仕掛け駆け引きをしていきます。

個人的に大好きな俳優ジョージ・クルーニー。年を重ねる毎に渋さが増してきていますが、今回はあまり目立った役ではありません。

先日観たDriveにも出ていたライアン・ゴズリングがまたいい演技。無表情の演技をさせたら右に出るものはいないってくらいに冷徹な顔を見せてくれる俳優です。

こんなドロドロとしたことが実際の大統領選で行われているのかは別として、心理の探りあいやスキャンダル、揺さぶりなど駆け引きがスリリングで面白かったです。

英国王のスピーチ



吃音に悩まされた英国王、ジョージ6世の物語。
主演はシングルマンのコリン・ファース。

話をするのが苦手で、内気な国王というシンプルなストーリーを、上品にそして感動的に仕上げていて素晴らしい映画。かつてのイギリスの風景がまた美しくて人物の描写を見事に引き立ててました。

大人の中にある、繊細で脆い子供のような一面を見事に演じ上げたコリン・ファースも素敵。

  


2012/12/09

呼ばれて行く国インド



映像作家キム・スンヨンさんのドキュメンタリー映画「呼ばれて行く国インド」の上映会&トークショーへ。インド(コルカタ〜ブッダガヤ〜バラナシ〜デリー)をカメラ一台持ってバックパッカーで旅をした記録です。

チベットチベットというドキュメンタリーでダライ・ラマにもインタビューしてて何かと行動力のある方。

俗に言う観光地になっているキレイな街を見るのではなく、路地裏やスラム街など人々が生活をしているところへ飛び込んでいき、その国の本当の姿を映像を通じて訴えて行きたいと仰ってました。

学生の時、バックパック背負って旅をしていた国の1つなので、出てくる街の様子や日本語を使って絡んでくるインド人、駅に下りて群がってくるリキシャ乗りが妙に懐かしく感じられ、また行きたい衝動に駆られてしまいました。


インドに行くとよく「価値観が変わる」という話を聞きますが、その国をどれだけ正面から見れるかでその変わる度合も変わってくるのかと思います。

変わる人もいれば、そこまで変わらない人もいる。

日銭を稼ぐためにヒンズー教の神様の銅像を売りに来る少年や、買わないと言ってるのに土産物屋に連れて行くリキシャワーラー(合言葉は「見るダケ!ノープロブレム!」)を見て、生きるために働いている人は本当にかっこいいと気付かされます。

仕事で少ししんどい時があっても、家に帰れば温かいご飯を食べることができて、温かいシャワーを浴びて、温かい布団で寝ることができる、そんな幸せを知ることができるわけです。

それを知るには、観光地になってる表だけキレイなところを見るんじゃなくて、懐に飛び込んでいって、色んなことを見て、人と話して、時には喧嘩しながら、その国を感じなければいけません。

また近いうちに遊びに行きたいと思いました。







 
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