少なくとも僕の中では写真の印象が強いアーティストだったんですが、元々スタートは画家だったんですね。
自身の作品(彫刻やデッサン)を写真として残していくうちに、ポートレイトへと進んでいったという。
400点ほどの作品、モチーフがありましたが、やはりマン・レイ自身が考案した色彩定着技法による写真が自分の中では印象的でした。
ビビッドなカラーの中から溢れてくるどこか懐かしさを感じる独特の色合いが絶妙です。
モノを創る時に、その作品の制作過程を残すことで、技術を模倣しやすくする。
そこから作品自体の拡散につながるわけで。
多くのアーティスト(ピカソ、デュシャンなど)の作品やポートレイトを撮ることで、モダンアートを切り開くことに成功した一人だと思います。
14日まで大阪の国際美術館で開催されてるので是非。
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