アメリのジャン=ピエール・ジュネ監督作品。
個人的にアメリのあのパリジェンヌ崇拝的な雰囲気が苦手で、ジュネ作品はどこか敬遠してた部分はあったけど、ストーリーが分かりやすく、日本人が好みそうな勧善懲悪(とまでは言いすぎかも)がうまいこと表現されてました。
エスプリも効いていて、いい程度の「いたずら」にユーモアがあり、ラストの現代を象徴するかのようなソーシャルの力もプラスされて飽きのこない作品だと思います。
上映してる映画館は少ないかもしれませんが、是非。
"物を買うときのスタイルは、「自分の好きなブランド・メーカーのものを購入する」「歩いて探し、店頭で見て自分でいいと納得したものを購入する」「自分の直感・感覚でいいと思ったものを衝動的に購入する」といった“自分の価値観や考え方を重視する傾向”が強かった。さらに“周りの人とは違うものを購入する傾向”もあった。"という一文にあるように、何となく思っていたことと近い部分があります。
"主なターゲットユーザーは、プロカメラマンとハイアマチュア層を中心に、写真やカメラに興味を持つ人たちだ。"
"愚問かもしれないが、顔認識AFやシーン自動認識など、一般的なコンパクトデジカメでのトレンド機能の検討はあったのかを伺うと「一切ありません」とのこと。「GR DIGITALに顔認識を入れたら、ユーザーに怒られるかもしれません。カメラに撮らされるような感覚を嫌い、自分自身の意思でカメラを操作したいと考えるユーザーが多いようです。動画モードですら、反対意見はあるんです。"